神籍・仏籍に名を連ねるものを、歴史上人物、幻想世界などを展開しています。

 アーク               安全な避難場所。   アーデンの森            夢の国。  アーナンダ・バートル         モンゴルの英雄叙事詩『ゲセル・ハーン伝』に出てくる竜王の化身。  アーノルト・フォン・ヴィンカルリート Arnold von Winkelried(?〜1386) スイスの英雄。                    1386年オーストリア軍との戦いで戦死。  アーヒラ              akhira イスラム教における来世。→ドゥンヤー、ジャンナト・ル・フィルダウス  アーベ・ハヤート           生命の水。  アーム               魂、霊魂。  アイナ・ピック・ウィンナ       豊漁の精。  アイボリーゲート          眠りの家の門。この門から儚い夢が生まれる。  アイボリータワー          思想の世界。  アイリニ              Irene 平和の女神。  アガティオン            見えない使い魔。  悪事を誘惑しない神         deus intentator malorum(羅語)  悪魔の薬草             Teufels Krauter Feuer Likor(独語 トイフェルス クロイター・フェイエル                    リケール)。ドイツ産の某リキュールの名称でもある。  アグリボル             Aglibol アラビア北部・パルミュラの月神。  アジーメ・ゴウハルシャード      15世紀ティムール朝のイランの女王。  アシェラ              海洋の女神。  アジュ・メルゲン           モンゴルの英雄叙事詩『ゲセル・ハーン伝』の主人公・ゲセルの七人の后の一人                   にして竜王の娘。男顔負けの武術(特に弓術)と変身術の使い手。恐らく物語中                   最強の女性。ついでにおさげ。  アスタルテ            愛と多産を司る女神。 アッティス            Attis オリエントの神で、地母神キュベレに同伴する神。  アナヒタ             Anahita 水と豊穣を司る古ペルシアの女神。月の女神でもある。アナヒータと                  も読む、アナヒタという単語そのものは「清浄無垢」を意味する。  アヌンナキ            神々の集団。  アノンタギウス          哲学者の石。  アバーサ             幻影。  アパップ             悪魔。  アブデルカデル          本名:アブド・アル=カーディル(1803-1883)。アルジェリアの軍事的・宗教的指導者。                   アルジェリアにおけるフランスの植民地化に抵抗した。1847年に降伏し、ルイ・ナポレオン                  政権下で釈放されるまでフランスのポーに幽閉された。勇敢さがフランス側からも賞賛された。  アブラアン-ルイ・ブレゲ      スイス出身。時計界のレオナルド・ダ・ヴィンチと言われる。  アプラサ             水の精。天上の踊り子。  アピス              Apis エジプトの月の牡牛神。  アペフチ             アイヌの火の女神。  天国               あまくに 日本刀の祖と言われる伝説の刀工。  アミン・サヒクチ          モンゴルの英雄叙事詩『ゲセル・ハーン伝』で語られる帝釈天の長男。                                        →ウイル、トクス  アム               アラビア半島南部の月神。  アムフィトゥティ         海の女神。  アメシャ・スペンタ         Amesha Spenta 神聖不死。古代ペルシア語。  アモル              恋愛の神。もしくは神々。  アリキーノ(I)          鬼。  アルタング            マニ教の開祖。絵画の天才。シャープール帝により焼殺された。  アルテミス            Artemis ギリシアの狩猟神にして月の女神。セレネーよりも動的。  アル・ヒジャーブ          護符入りの首飾り。  アレクト             復讐の女神。  アレトゥサ            シチリア・シラクーサの伝説に登場する森のニンフ。  アロン              モーセの兄。  アンガコック           angakok アラスカの言葉で守護霊を持つ者。  アンティノウス          Antinous 小アジア北西部ビティニア国クラウディオポリス出身の奴隷。                   ローマ帝国第14代皇帝ハドリアヌスに寵愛を受けた美少年。130年、ナイル川の                  河畔ベサで溺死。                   俗説によると「皇帝の寿命を延ばす為に自らの命を捧げよ。」という神託を受けて                  自殺したとされる。  アンバイ             Anbay アラビア半島南部のイスラム以前の正義の神。  アンピトリーテー         海の女神(『ヘルメスの書』による)。
 イアラエヘル      Iaraehel→レヴァナエル  イア・ンディカンディ   Iha Ndikandii オアハカのミシュテカ人が使う火の神の呼称。  イヴァン・マゼッパ    17世紀のウクライナの英雄。  イエマンジャー     アフリカ原始宗教の神にして、海の女神。  イクソチクェツァル   Xochiquetzal メキシコの愛の女神にして月の女神。  イコール        神の体内を流れる霊液。  イシドール       Isidorus Hispalensis(560年頃〜636年) セヴィリアの大司教で、世界初の百科事典(語泉、             語源論等と訳される)を著した。              その内容は数学、建築、音楽、教会のしきたりなどである。  イシュ・チェル      月、洪水、虹、出産等を司るマヤの女神。破壊神としての悪の一面も持つ。  イスカンダル・ルーミー  ペルシア語でアレクサンダー大王のことを指す。  一来法師        いちらいほうし 平安末期の僧。源頼政が挙兵した時に、師である園乗寺(えんじょうじ)の             浄妙坊(じょうみょうぼう)明春(みんしゅん?)と共に呼応。園乗寺は園城寺と書かれることも。              宇治橋で平家軍と戦い(28人を冥府送りにしている)、奮戦するが討死した。享年17歳。              江戸中期に描かれた絵によると、頭は頭巾だが鎧をまとって馬を操り、薙刀で戦っている。尚             刀も差しているので、破戒僧かもしれない。  稲富伊賀守祐直     いなとみいがのかみすけなお 号は一夢斎(いちむさい)。徳川初代に仕え、             無双の名人、天下無類の名人と言われた炮術師。  井上真改        いのうえしんかい 寛文期の大阪を代表する刀工。初代和泉守国貞(いずみのかみくにさだ)と             子。初めは和泉守国貞と名乗っていたが、寛文12年8月に真改と名乗る。  イブン・スィーナー    中世イスラムの大医学者(1073年没)。『医学典範』の著者。  イルヴァ        Iruva アフリカの太陽神。  インシュシナク     イラン スーサの神。  インペット       悪魔。
 ヴァルプルギスナハト  聖ヴァルプルギスの祝日前夜(4/30の夜)、魔女などがブロッケン山に集い、             祝宴を催すという民間伝承。  ヴィドゥキント     Widnkind カール大帝に反旗を翻した、ザクセンの伝説の指導者。  ウィリアム・ギルバート  史上初めてオゾンを詩で称えた劇作家。1865年のこと。  ウイル・ブトゥークチ   モンゴルの英雄叙事詩『ゲセル・ハーン伝』で語られる帝釈天の次男。                                        →アミン、トクス  ウィンディゴ      windigo 人喰い虎。オジブウェー語。  ウエウエコヨトル    アステカの音楽、踊り、歌の神。名は老いたコヨーテを意味する。              神々を騙し、退屈しのぎのために人々に争いを起こす。  ウェーシュパルカル   ソグドの風神。  ウェ(ー)ショー    Oehsho クシャ(ー)ン朝の風神。      ヴェータラ       屍鬼。(インド)  ウェーマ・タクトゥ    Wima-Taktu クシャーン朝のカニシカ王の祖父。在位1C後半。              諸王の王、偉大な救世主という呼称を持つ。  ヴォルピア       快楽の女神。  ウナ          1839年にイングランドで発行された、ヴィクトリア女王のコインの中で             最も美しい金貨として知られている硬貨の裏に、王家の紋章にも描かれるライオンと             共に描かれている女神。  ウマイ         キルギスの一家、幼児、子孫、竈の保護女神。  ウルスラグナ      ゾロアスター教の勝利の神。イランではヘラクレスはこの神と同一視される。  ウンディーネ      水の精。
   エアリエル         Ariel シェイクスピアの『テンペスト』に出てくる使い魔。               その語源はギリシア語で神の炉。         エーリネ          復讐の女神。  エイチ           Ate 各種の悪事に導く女神。盲目、無謀の象徴。  エウニメデス        恵みの女神の意。ギリシア神話の復讐の女神の別称。→エリニュス  エキドナ          蛇女。  エク            Ec シベリアのイェニセイ川流域民の最高神。  エス            Es シベリアのケット人の天空神  エスプリ(F)        esprit 妖精。精神、心。  夷三郎           えびすさぶろう。恵比寿神のこと。いざなぎといざなみの第三子であったことから。  エフェソスの七眠者     キリスト教とイスラム教の両教徒によって共有されて               いる伝説の登場人物達。ローマ時代に数世紀に渡る長い               眠りにつき、宗教的迫害を逃れた。                また犬を飼っており、イスラム教文化圏の暖炉に魔除け               として描かれていることがある。  エフェッソスのディアナ   大地の母と称される古代神話の登場人物(デモゴルゴンの伴侶?)。  エミリアーノ・サパタ     Emiliano Zapata メキシコ革命の国民的英雄。南部で農民解放運動の指揮を取った。               革命後の1919年にチナメカ農園で暗殺される。  エリジアム         Elysium ギリシア神話に出てくる理想郷。または楽土、至上の幸福といわれる所。                英雄、善人が死後に住む世界。  エリニュス         ギリシア神話の復讐の女神。→エウニメデス  エル            天空を支配する最上神。  エルデニ・フルチ・バートル  モンゴルの英雄叙事詩『ゲセル・ハーン伝』に出てくる霊幻勇士。                白兵戦の時、自ら火球と化す。                騎馬戦の時、馬上から土を掴み取り、珍宝の瓢箪の中に入れて点火すると                     瓢箪の口から火薬の燃えるような激しい炎を吹き出す。  エル ニーニョ       El Nino 神の子(スペイン語)。  延寿国時          えんじゅくにとき。太刀。山内一豊を祀った高知の掛川神社の宝物。  炎帝            えんてい。夏の神。
 オーア・グンジット モンゴルの山神。  オーガ       人喰い鬼。  大山咋神     おおやまくいのかみ 比叡山の地主神。  大己尊神      おおやむちのかみ 大和の三輪山からむかえられた神。  オグル       人喰い鬼。  オケアノス     大洋神。  オシャディパティ  Oshadhipati インドの月の神。薬草の王でもある。  オタスツンクル   アイヌの砂原の神。  オチル・ゲレル   モンゴルの英雄叙事詩『ジャンガル』に出てくる男性。            バルダグの子。三十七歳、独身、サディスト。ハシル・タルニという鞭を持つ。           その鞭で一度打たれた傷は、半年経って漸く治ると言われている。  オヒシュキ     ケルト民族における水神のアイルランドでの呼称。⇒ケルピー  オリエーンス    太陽神。  オルボーナ     子供を亡くした両親の保護女神。  オレアド      山の精。  オレーアス     山の精。  オロ        Oro ポリネシアの戦争の神。

 カードゥギラール     Katukilal タミル人の森の女神。  カール・レイマン      幕末に日本で商売をしていたドイツの武器商人。レイマンは霊満と明記されることもある。  海若           かいじゃく。海の神。  海駝           かいだ 朝鮮の代表的な空想動物で、牛頭、ライオンの胴、駱駝の足を持つ。  カイベレン        キルギスの大型・小型草食動物の守護者。  カクス          Cacus 火を吐く巨人。ヘラクレスの牛を盗み、彼に殺される。  河公           かこう 水神。  膳臣巴提便        かしわでのおみのはすひ 欽明天皇時代の勇将。子が虎に食われた時、虎穴に入り、虎の舌を              取って刺殺して皮を剥ぎ取ったとされる。尚百済にも行った事があると伝えられている。               (前述の件は恐らく百済においての伝承)。  華陀           かだ 魏の名医。外科手術に優れ、麻酔術を用いた。曹操の命により殺害される。  ガッド          Godd @イスラム以前のアラビア半島北部で信じられていた様々の善なる神に              与えられていた名。A擬人化された幸運。  ガナーディーシャ     神群の長。   カニブル         鬼。韓国語。  カヌート         Canute 通称:偉大なるカヌート(994?−1035)。               イングランド王(1016−35)、デンマーク王(1018−35)、              ノルウェー王(1028−35)を兼ねた王。  ガブリエル・ラチェット   悪魔の猟犬群。  カムイミンタラ      神々の広場。アイヌ語。  カムバル・アタ      キルギスの馬の守護神。病気から守り、子馬を増やす。  伽藍神          がらんしん 伽藍、堂守を鎮安守護する神。  ガリアーノ        Galliano 1895〜1896 対エチオピア戦争で8万の軍勢に対し、数千人の軍隊で              抵抗し、講和まで持ち込んだイタリアの隊長。  カリュブディス      Charyb-dis ギリシア神話の大渦の女神。ガイアとポセイドンの娘。  カルマ          死神。  カンコル         キルギスの(血に飢えたまたは残忍な)吸血鬼のこと。また益荒男(ますらお)、勇者、英雄を指す言葉でもある。  邯鄲師          かんたんし 旅客の睡眠中にその金品を盗む者。まくらさがしとも言う。  カンブリヌス       ドイツで崇められているビールの王様(架空人物)。
 窮鬼             きゅうき。貧乏神。  キュプリアノス        聖ユスティナに恋をした魔術師。悪魔を使って誘惑するも、全て見破られて                キリスト教に改宗した。  キュンガイ・ゴシュン     Khyung-gai mGo-con古チベットの神。太陽神の性質を持つ。   キョイカプ          キルギスの神話上の山。エメラルドで出来ており、一周するのに2千年掛かると言われている。                翼ある女神や悪鬼、悪魔が住んでいる。全てが敵対者というわけではなく、友好的な者もいる。                 カフ、ケイコフとも言われる。  キョク・テンギル        キルギスの蒼天の神。  キラー デトゥル・カランフル  丁子の首飾り。                 花嫁の婚礼の朝、これを水に浸しておいて、香りの良い水で身を清める。                 →マシタ  キブラ            カーバの方向。死者の頭もこの方向に向ける。
 クイリヌス       初期ローマの軍神。  グィン・アプ・ニズ    アヴァロン(妖精界)の王。  グー・シャー       G'ui sha ラフ族の万物創造主としての神。  クドゥル         Kudurru カッシート朝時代の境界石。              土地の境界、範囲、侵入者に対する呪いの言葉が神聖を表すシンボルと共に刻まれている。  クビリア        グルジアの豊穣の神。キリスト教が広まる前から信仰されている。  クレタのアルコナ    Alcon 古代ギリシア神話に出てくる弓の名手。子のパレーロスを襲った             大蛇をたった一矢で、子を傷付けることなく仕留めた。  クリエーター(GB)    神。  クリオ         歴史の女神。  栗原 信秀       くりはら のぶひで 越後生まれの鏡師。江戸で新刀の刀工、源 清麿(みなもと きよまろ)             の門下に入り、作刀を学んだ幕末の刀工。  グリュックスラート(D)  運命の女神が回す輪。  クリュティエ      Clytie ギリシア神話の水の妖精。太陽神に捨てられ9日間何も食べずに太陽を見つめているうちに花に変じた。
 ゲセル      モンゴルの英雄叙事詩『ゲセル・ハーン伝』の主人公。           幼時の呼称はニスハイ ジョル(涎垂らしジョル)。本名ゲセル・ガルボ・ドンルプ。            ケチョニンポ   ケサル王(ゲセル?)の守護神。  ケルビン     天使(アラビア語?)。  ケルピー     Kelpie ケルト民族における水神のスコットランドでの呼称。               ケルト民族は水の神を滅ぼしてしまったが、馬は神聖なものとされていたので水神が馬の姿となって残った。               ⇒オヒシュキ。  ケレス(GB)    ローマの豊饒の女神。  源氏八領の鎧   げんじはちりょうのよろい 源頼義・義家の頃より源氏に代々伝えられた八種の鎧の総称。            産衣(うぶぎぬ) 薄金(うすがね) 楯無(たてなし) 膝丸(ひざまる)             八竜(はちりゅう/はちりょう) 沢瀉(おもだか) 月数(つきかず) 日数(ひかず)  賢者の染色素   けんじゃのティンクトゥラ 変成の力を持つ秘薬。賢者の石もその一つ。  源四郎      げんしろう 盗人。  蜆子和尚     けんすおしょう 半伝説的人物。           伝記『景徳伝灯録』によると、日がな一日川縁で蜆や蝦を取って暮らし、弟子を持たず、          教義も説かなかった。
 工師                       こうし 鋳造工房の長。  荒神                       こうじん 竈の神。陰で人々を守護する者。  コーモス                     祝祭の神。  皇天后土                     こうてんこうど 天地の神々。  后土                       こうど 土地神。  牛頭天王                     ごずてんのう 霊威ある防疫神。  五大明王                     ごだいみょうおう 中尊:不動明王(ふどうみょうおう)、                           東:降三世(ごうさんせい)南:軍茶利(ぐんだり)、                           西:大威徳(だいいとく)、北:烏枢沙摩(うすさま)                                     ここに記してあるのは天台様式。  ゴットハイト(D)                  キリスト教以外の神。    コットラウィ                   Kotrrawi タミル人の戦争と勝利の女神。  コティス                     Cotys トラキアの月の女神。  ゴパル                      gopal 神の申し子。  コルネリス・ノルベルティス・ヘイスブレヒツ     17世紀に活躍した画家。だまし絵の帝王。  惟喬親王                     これたかしんのう。轆轤を発明したとされる、木地屋の祖神。  矜羯羅                      こんがら 不動明王の童子で、白身。恭敬小心。  コンフォーター                  聖霊。

 西刹      さいせつ。極楽浄土。  サキュスン    守護神。  三狐神      さぐじ。農家で祭る田の守り神。みけつかみとも。  サティルス    森の神。  サラマンダー   火の精。  三十勇士     さんじゅうゆうし。モンゴルの英雄叙事詩『ゲセル・ハーン伝』に出てくる三十人の勇士。          しかし三十勇士と明確に書かれているのは、アンバリの子バンジュール、スムの子赤目、          フンゲン医師、衛士アラガの子アリゲン、大タユー、小タユー、孤児タユー、ロンサ、          大鞴(ふいご)手、小鞴(ふいご)手だけである。  三條西 実隆   さんじょうにし さねたか 香道の始祖。  サンドマン(GB)  眠りの精。
 ジェヌヴィエーヴ          Genevieve パリの守護聖人(女性)。  四海波               しかいなみ 3mクラスの大筒(鉄砲)。  シカン               月の神殿。  ジグムント・アウグスト        ポーランド初代王(1548〜1572)。  獅子国               ししこく スリランカの古称。  地主                じしゅ その土地の神。とこぬしの神。  志築忠雄              しつき ただお。オランダ適詞。初めて鎖国という言葉を使った人。  シドゥワ姫             須弥山の彼方、サラン・ナチン・ハーンの仙女。美人。  シメオン              救世主(キリスト)を見るまで死ねないと預言を受けた男性。  シャープールU世          Shapur U ササン朝ペルシア王歴代最長の在位年数を誇る(在309-379)。  シャプドゥン・ンガワン・ナムギェル  17世紀にブータンを統一した人。ンガワンのンは、小さいンである。  ジャヤヴァルマンZ世        JayavarmanZ アンコール朝絶頂期の王。                    妻はジャヤラージャデヴィー(王が戴冠直後に死亡)。                    諸王の中の王、建寺王、救国の英雄の異名を取る。在位1181〜1220(死亡)。   シャルトリューズ          chartreuse 現在ではフランス産のリキュールの名称だが、元はフランスの宮廷に                   伝わる不老不死の霊薬の事。  ジャンナト・ル・フィルダウス     イスラムにおける天国。  十九文屋              じゅうきゅうもんや。100円ショップの江戸時代バージョン。  十六羅漢              じゅうろくらかん 生前の釈迦から伝法末永い繁栄を託された聖者達。                   賓度羅跋羅堕闍(ヒントラバダシャ) 迦諾迦伐磋(カナカバトサ) 蘇頻陀(ソビンダ)                   迦諾迦跋釐堕闍(カナカバリダシャ) 諾矩羅(ナクラ) 跋陀羅(バダラ)                   迦哩迦(カリカ) 伐闍羅弗多維(バシャラホタラ) 戍博迦(ジュハカ)                   半托迦(ハンダカ) 羅怙羅(ラフラ) 那迦犀那(ナカサイナ) 因掲陀(インダカ)                   伐那婆斯(バナバシ) 阿氏多(アシタ) 注茶半托迦(チュウダハンダカ)  シュッツエンゲル(D)         守護天使。守り神。  ジュニス              守り神。  シュルム              悪魔。オルドスの言語。  嫦娥                じょうが 中国の月の女神。  鐘子期               しょうしき 伯牙が自分の演奏を理解してくれると敬った人。  城旦                じょうたん 辺境で城を築くことを課せられた受刑者。  浄玻璃鏡              じょうはりきょう 亡者の生前の善悪の所業を映し出す鏡。所有者は閻魔大王。              ショタ・ルスタヴェリ         Shota・Rustaveli グルジア人の誇る文学作品『豹皮の勇士』(叙事詩)の作者。  白根 安生             しらね やすお 平安中期に天皇の御剱を鍛造した備前国の刀工。  白姫                しらひめ 冬を司る女神。  シルヴァン             森の精。  シルフ               空気の精。  シレノス               ギリシア神話の田園の神。バッカスの従者ともされている。  シレン               半人半鳥。  白鷲騎士団             しろわしきしだん ポーランド最大級の騎士団。  シン                Sin バビロニアの最古の月神。月翁ともいう。  尋尊                じんそん 十五世紀の奈良興福寺大乗院の人で、変態的メモ魔。                   彼の記したメモは現存している。  シンナイサム            異界の化け物。形状不明。アイヌ語。
 スアーダ                 説得の女神。  スージョ(P)               悪魔。  スヴァントヴィート            スラヴの豊穣の角笛を持つ、三面の神。恐らく農耕神。  スオネタル                血管の妖精。  スタニスワス・アウグスト・ポニャトフスキ  ポーランド最後の王(1732〜1798)  スティクス               三途の川。  スハイルの星               エーメンの星とも言う。                       この星の光は皮革に一種不思議な香を与える。                       エーメン産の上質のなめし皮(アディーム)はその特質が与えられ易いとされている。   スピアルーメ               ビーズ細工師。限定的にイタリアのヴェネチアンビーズ産業を支えた、                      名もなき女性達のことを指すこともある。  スマーヌス                Summanus 夜中の閃光の神。羅語。  皇神                   すめがみ ある地域を領する神。日本国を領する神。皇祖の敬称。  スラヴィア                スラヴ民族の守護者。  寸延短刀                 すんえんたんとう 小太刀の様な長さだが、造りが短刀のもの。
 青女        せいじょ 霜の女神。また霜そのもののこと。  制た迦       せいたか 不動明王の童子で、赤身。悪性者。            「た」は口へんに宅のうかんむりがないもの。  青帝        せいてい。春と東方を司る神。  清滝権現      せいりゅうげんごん 空海が唐から帰国途中感得したと伝えられる女神。            白い衣をまとっている。  セーウ(P)      神。天、空、天国。  是害房       ぜがいぼう 中国の天狗の首領。           比叡山の高僧の修行の邪魔をしようとして、散々に打ち負かされる。           加茂の川原に日本の天狗達が作った風呂で介抱され、傷を癒して帰国した。  関の刀工      せきのとうこう 応仁の乱の頃〜元亀〜天正年間頃にかけて、           今の岐阜県関市付近に居住した、数百に及ぶ刀工鍛治達の総称。  セクメット     太陽の燃える炎の女神。    セット       灼熱と沙漠の神。  セミョン・ゾリケ   セルビアの農民出身の、絵に描いたような美男子。  セラピス      クシャーンの財宝神。  セレネー      Selene ギリシアの月の女神。アルテミスより静的。  セレマックカムイ  守護神霊。アイヌ語。
 竈君       そうくん。かまどの神。  竈神       そうしん。かまどの神。  葬頭河の婆    そうずかのばばあ 三途の川のほとりにいて、亡者の服を剥ぎ          取る老女。奪衣婆(だつえば)とも言う。           上半身を露出し、乳房を垂らすのは中世以降の定型。  ソーマ      Soma インドの月の神。  ソーマ銀     右見銀山佐摩村産出の銀。  ソワ・リクパ    gSo-ba-Rig-pa 神よりインドの王に授けられたとされる医療技術。

 ターク・イ・ブスターン  楽園のアーチ。  太陰星君        たいいんせいくん。道教の月の神。  泰山北斗        たいざんほくと。その道で最も世に仰ぎ尊ばれる人。  タオロア        タヒチ神話の宇宙創造の神。息子の名はオロ。  梟帥          たける 古代の勇猛な異民族の頭の称。  奪衣婆         だつえば→葬頭河の婆  ダッジャール      伝承に述べられている宗教的詐欺師。              この世の終わりに先立ち、ロバの怪物に跨って現れる、キリストの敵。  タニト         Tanit カルタゴの豊穣の女神。  タマル女王       Tamar(1183-1213) グルジア王国の黄金時代を築いた女王。              美貌と賢政により知られる。   ダラ          Dara ペルシア神話における雨と川の天使。  ダルマダートゥ・ヴラタ  マンダラ儀式の一種。              カトマンドゥ盆地の仏教徒間では十二年に一度行われる。前回は01年8月。  タワンティンスーヨ   Tahuantinsuyo 一つに統合された四つの地域の意。普通、インカ帝国と訳す。
 魑           ち。山川の精。  チャハル バーグ    楽園の庭。ヒンディー語。  チャンドラ       Chandra インドの月の神。  チャンドララプラバー  Candraprbha 月光菩薩。  鎮壇具         ちんだんぐ 建築の際、地の神を祭る為地中に埋める財宝のこと。  鎮墓獣         ちんぼじゅう 人面獅子で、死者の墓を守る。角が一本のものと二本のものが居り、             二体で一対。唐三彩の代表作品として見られることが多い。             また、き頭(きとう)ともいう。「き」は鬼にょうに其。
 ツァルミエル      Tzarmiel 北風の門を守護する数多い天使の一人。 ツォンカバ       14、5世紀のチベット僧。チベット仏教の教学を大成した人として知られる。  墓屋          つかや 墓守の住む家。  都久豆美命       ツクヅミノミコト 『出雲風土記』に出てくる月の女神。  月読命         ツクヨミノミコト イザナギノミコトから化生した月神。農耕神でもある。  津田越前守助広     つだえちぜんのかみすけひろ 井上真改(いのうえしんかい)と並び、寛文期の             大阪を代表する刀工。              濤瀾乱(とうらんみだれ)という独特の刃文を創意。一世を風靡し、新々刀期の             刀工まで強く影響を及ぼした。              天和2年46歳で没。江戸時代前期、摂津の人。  綱家          つないえ。小田原相州の代表的な刀工。1538年に箱根権現別当の伊勢宗瑞の子             北条幻庵に依頼され、短刀を製作している。  ツレル         Tzurel 南風の門を守護する数多い天使の一人。
 ティント        悪魔。  ディアナ        Diana ローマの狩猟神にして月の女神。  ディイティ       神。  ディーテ         ダンテの『神曲』に出てくる冥府主都。三つの門があり、左門を守るのは              メジェラ。右門を守るのはアレット。中央の門を守るのはラシフォーネ。              いずれも女性である。  デウス    守神。ラテン語。  デーバター(インド)   女神。      デームフォーチュン(GB) 運命の女神。  デームネイチャー(GB)  自然の女神。  テス(T)        最高神にして天候神(トルコ)。  デス(GB)        Death 死神。  テド・ン・タオ・ウィク   キャラバンで信じられている旅の守り神。  テメネ         神域。  デモゴルゴン      Dwmogorugon 古代神話の原初の神。彼は右手で自然の法則を記し、             左手で星や惑星を指差す。  テュータラー(GB)   tutelar 守護神。守護者。  テュルソス       酒神バッカスの杖。  テラ          テッラとも。大地の女神。  テルミヌス       ローマの境界の神。  テムペスタース     嵐の女神。  テンプター       悪魔。
 ドゥシャラ    ワインの神。  東方朔      とうほうさく。 西王母から長寿の桃を盗んだ人。  ドゥンヤー    イスラム教における現世。  当世具足     とうせいぐそく 鉄砲が広まってから作られるようになった鎧。  盗跖       とうせき シナ古伝説中の大盗賊。  トゥバン     竜。  トート      Thoth トートまたはトト。エジプトの書記神にして月神。  トート(D)    Tod 死神。  トクカビ     小鬼。韓国語。  ドクシット    忿怒神。  トクス・チョクト  モンゴルの英雄叙事詩『ゲセル・ハーン伝』で語られる帝釈天の三男。                                        →アミン、ウイル  トマム      Tomam シベリアのケット人の渡り鳥を保護する女神。  DOM        至美至高の神に捧ぐの意で、ラテン語でディオ オプティモ マキシモの略称。           フランス産のリキュール、ベネディクティンにも付けられている。  ドリアード    木の精。  トリプトレモス  Triptoreme 古代の地中海世界の王で、麦を撒くよう推奨した。文化的英雄の側面を持つ。

 ナーガ         竜。(インド)  ナーリ・タラ       蔦の精で、美女(スリランカ)。  ナイアド        水の精。  ナキール        Nakir 不信者を鉄槌で打ちこらす、碧眼黒身の二天使の一。→ムンカル(イスラム)  ナスレッディン・ホジャ  Nasreddin・Hoca アナトリアを中心に、バルカンから             中央アジアのトルコ系の人々の間で語り伝えられている、             とんち・滑稽譚の主人公。   ナナ          Nana 古代ウルクの月神。   ナナイア        Nanaia 豊穣の女神。        南陽の菊水       なんようのきくすい。長寿の泉。
 ニコ・ピロスマナシヴィリ   Nico・Pirosmanashvili 通称 ピロスマニ Pirosmani 1862-1918                 グルジアの国民的画家。住処を持たず、パンとワインの為に絵を描いた。                元々は看板描き。信心深い。  ニコラ・カラプチーエフ    ブルガリアの共産党の活動家、パルチザン闘士。逮捕されたが、腕を切られ                ながらも脱走。1942年官憲との銃撃戦で死亡。  ニコラウス・ステノ     1638〜86。イタリアの博物学者で、『PRODOMUS(プロドロムス)』、                固体について(固体論)を記す。  ニムロド王          バベルの塔の建設者。  ニャイン・ナップ       シカンの初代の王。  ニャン            GNyan 樹木や石に住むというチベットの精霊。災害や疫病、死をもたらす。  ニンカシ           メソポタミアのビール作りの女神。 
 ヌカイル     Nukha'il アラビアの悪魔祓いの儀式で招霊される守護天使。  ヌライル     Nura'il アラビアの悪魔祓いの儀式で招霊される守護天使。
 ネバーランド   理想郷。何処にもない国。  ネレイド     海の精。
 ノーム      地の精。  延吉       のぶよし 一般に竜門延吉(りゅうもんのぶよし)といわれる刀工の最高傑作。  則長       のりなが 大和尻懸(しっかけ)派の祖。  則宗       のりむね 福岡一文字派の始祖。

 パースコア       聖霊降臨祭。復活祭。  バーベッディン     聖人、人の保護者。  ハーメルンの笛吹き   1284年6月26日 ドイツのハーメルンから130名の子供を             連れ去ったとされている男(当時の総人口は2000人)。              一般的にネズミ退治の話で有名だが、それは他の伝説から             16世紀に付け加えられた。              年齢は30歳くらいで、上等な服を着て、奇妙な笛を持って             いたという記録が残っている。また、行き先や男の正体は今             なお謎のままである。植民地請負人、遍歴楽師、子供十字軍             のリーダーなど、様々な憶測がされている。              また彼の弟と自称する人物が海辺に現れたという話も残っている。              彼の記録は1300年頃のハーメルン教会のガラス絵                   1384年頃ハーメルンのミサに書かれた詩                   1430〜1450年頃リューネブルクによる手本書             に見ることが出来るが、ガラス絵は現存せず、1654年の写本で             確認できる。    バアル         戦争と嵐を司る神。  パイエティ       敬神。お祈り。  ハイドゥティン     19世紀のブルガリアの義賊。国民的英雄。  パウチカムイ      邪悪神。アイヌ語。  ハウマ         Haoma 古ペルシア神話で全ての薬草を総べる神。  ハグ          妖婆。  伯牙          はくが 琴の名手。              鐘子期が死んだ時、伯牙は琴の糸を切り、二度と弾くことはなかった。                                       →鐘子期(しょうしき)  白帝          はくてい。秋の神。西方を司る。  パシパエー       Pasiphae クレタ島の月の女神。   パタイコス       Pataikos 古代エジプトにおける魔除けの役割を持つ小人神。プタハと同一視された。  八幡          はちまん。武の神。  魃           はつ/ばつ。ひでりの神。  魍           はつ/ばつ/ほう/もう。水神。山水木石の精。  ハマダーン遺宝     はまだーんいほう アケメネス朝の重要都市ハマダーンから出土した(宝)物。  ハマドリアード     木の精。ハマドリュアスとも。  バヤール        Bayard 1473?−1524 中世騎士の鑑と謳われたフランスの騎士。  隼人          はやと 昔、九州南部にいた種族。     バヤン・ハーン・マーニ  オルドスの野獣の守り神。  バラディエル      Baradeiel→ユルケミ  バリーガード      妖精。  バル          巫女。アラビア語。  パンテス        全ての神々。  パルデン・ラモ      チベット仏教において、首都ラサの守り神にして歴代ダライ・ラマの守り神だった。              大変慈悲深く、その昔この世にある全ての病気を集め、その大部分を飲み込んだ。              残りは腰の革袋に詰め、仏敵と戦う時にそれを使うと言われている。              数少ない女性の護法尊で、仏敵調伏、病気平癒のご利益があるされている。
 ヒーシ         現在では魔界の意。フィンランドの言葉。  ピエリア        ミューズの神々の故郷。  火形たくり       ひがた‐たくり なまはげ。  ピシャーチャ      pisaca 生肉を食べる悪魔。(インド)  ヒナ          Hina ポリネシアの月の女神。  馮夷          ひょうい。水神。  ビルメン        悪魔。  ヒンコン        Hinkon シベリア、ツングース族の狩猟神にして動物の王。
 ファウニー         森の神々。  ファウン          森・草原の妖魔。  ファーマ          風評の女神。  フィリップスT世      在位244〜249。シリア出身のローマ皇帝。部下に暗殺された。                現シリアの紙幣の図柄になっている。妻はオタキラ・セウェラ。  ファント          化け物。ゲール語。  フィンド          悪魔、悪霊、悪鬼。  風伯            ふうはく 風の神。  フール           天女。  フェイトルシスターズ(GB)  運命の三女神。  フェー(D)          妖精。  フェイム          軍神。名声の化身で、二頭立ての馬車に乗っている。  フェルデナント・ホドラー   山岳絵画の系譜に完成をもたらした画家。  フォルトーナ        豊饒・多産の女神。  外精霊           ふけじょう 無縁仏。  藤枝太郎英義        ふじえだたろうてるよし 玉鱗子英一(ぎょくりんしてるいち)の子で、               川越藩の刀工。会心の作などに巴紋を刻むのが特徴。  プットー          Putti 背中に羽根を持つ子供。  船霊            ふなだま 船中に祭る守神。  武備志           ぶびし 1621年に茅元儀(Mao Yuanyi)によって著された、全240巻の軍事に関する実用書。  プラジューナーパーラミタ  Prajnaparamita 般若波羅密多のこと。最も初期に成立した大乗仏教の経典『般若経』を               偶像化した密教の女尊。また智慧の完成を意味する。                仏教の精神的母神。仏母と考えられている。  フリエ           復讐の女神。  ブルートザオガー(D)     吸血鬼。  フレジェトンタ       ダンテの『神曲』に出てくる煮えたぎった血の河。  プロセルピナ        Proserpine ローマの豊穣の女神・ケレスの娘。  フローリア・トスカ      恋人の為に殺人を犯し、自殺した18Cの著名な歌姫。
 ペイガン ディーテェズ  pagan deities 様々の邪神。異教の神々。  ヘーミテオス       半神。  ペナーテース       家庭の守護神。  ヘパト(T)        太陽の女神。  ヘラ           Hera 新月または満月をあらわす聖母神。 ペリ           @キルギスの翼ある女神。Aペルシア神話の美しい妖精。   ヘルベティア       スイスの国の象徴である女神。   ベルリポラーンス     軍神。また、戦に強いという意味も持つ。  ベルローナ        軍の女神。ベローナともいう。  ベレロフォン       ペガサスの初代所有者。美青年だが、神になろうとしたためペガサスに振り落とされた。  扁鵲           へんじゃく 中国の戦国時代の名医。妬まれて暗殺された。  ベンディース       月の女神。
 ボイドン           モンゴルの英雄叙事詩『ゲセル・ハーン伝』に出てくる万人の中の伯と                謳われている。道案内がうまく、六種類の動物の言葉がわかる。  蓬莱             ほうらい 不老不死の地と考えられた東海の地。  ポーモーナ          果樹や果実の女神。  ホーラ            季節の女神。  ボグドー・チャガン・ウブグン  オルドスの聖なる白い老人。牛と駱駝の守護を祈る神。  細川忠利           ほそかわただとし 日本で初めてワインを作った(1629年9月かそれ以前)。    ホッジ・アヤン         17世紀、イワンX世の祝典用サーベルを作った職人。トルコ製だが、刃はイラン製。  ポッパエア・サビーナ      皇帝ネロの2番目の妻。DVによって殺害されたといわれている。  ポリマ            予言のニンフ。  ポリュフェモス        Polyphemus ギリシア神話に登場する一眼巨人。  ホルス            太陽神。  ボレスワフT世        ポーランド初代の王(11世紀)。
 マーテル・ドロローサ  Mater Dolorosa 悲しみの聖母。  マーネイズ       死者の霊魂。  マイトレーヤ      Maitreya 弥勒菩薩。  魔縁          まえん 悪魔。  魔王          まおう 天魔の王。  マクシミリアンT    1486〜1519。マリア・テレジアの子(十一女五男の五男)で、            神聖ローマ帝国皇帝にして、最後の騎士と言われた。  マシタ         キラー デトゥル・カランフルを用意する女性で、花嫁の婚礼用の美容を取り仕切る。  マシモン        Maximon アルゼンチンの泥棒、娼婦、不法者の守護神。  駮           まだら 虎や豹を食べる想像上の動物。  松本喜三郎       まつもときさぶろう 熊本出身。生人形という等身大(本物そっくり)の人形制作の始祖。  マハーデーオ      大神。  マフブーベ・イラーヒ  神に愛されし者。  まぶい         魂。    マー          Mah 古代ペルシアの月の女神。  マーヌー        Manu 北インドの月の女神。  マナート       Manat アラビアの月の女神。  ママ・キラ       Mamakira ペルーの月の女神。  マリーチ        Marici 月光の女神。  マルクス・クルティウス 古代ローマの英雄。              都を脅かす地割れが発生し、ローマにとって最も貴重なものを             犠牲にしないと塞がらないという神託を受け、彼は鎧に身を包み、             最上の馬に跨り地割れに飛び込んだ。  マルティン・ベハイム  Martin Behaim(1459〜1507) 現存する世界最古の地球儀を作った人。              それは現在ニュルンベルクにある。  マロネイア      ギリシア北方、トラキア地方のこと。ワインの産地。  マンガス        妖怪。魔物。(モンゴル語?)  
 御先       みさき。変死者の霊。  蜜人       みつじん/みつひと 木乃伊(ミイラ)。
 ムアッキバード      Muaqqibat 功罪を記録する天使(イスラム)。  ムーア・グーシ・ダンボ   モンゴルの英雄叙事詩『ゲセル・ハーン伝』に出てくる、ゲセル馴染みの占い師。  無聖           むじょう 3mクラスの大筒(鉄砲)。  ムチリンダ        蛇王ムチリンダ(ナーガ)。仏陀が涅槃に入る七週間前、滝のような雨が一週間降り続いた。              禅定(ぜんじょう 心身を清めて真理を悟ること)の間、地中から現れ、七つの頭を大きく広げて              仏陀を雨から守った。     村正           むらまさ 伊勢桑名の刀工。二代村正は有栖川宮熾仁親王の指料を作刀した。        ムンカル         Munkar 不信者を鉄槌で打ち懲らす、碧眼黒身の二天使の一.→ナキール(イスラム)
 メイニズ     メイニーズとも。死者の霊魂。  メーナ      婦人の生理を司る女神。  メフィーテス   毒気を払う女神。   メリクール    フランス革命で名を馳せた女性革命家。  メン       Men フリュギアの月神。動植物の健康を司っている。
 モモス      皮肉の神。  モルフィウス   夢の神。

 ヤクロウン    Yaqroun マンダ教における天使。  ヤズロウン    Yazroun マンダ教における天使。  八十魂神     やそみたまのかみ 我が国土に鎮祭する全ての天神地祇。  ヤフー      『ガリバー旅行記』に出てくる人間の形をした獣。  山浦 清麿    やまうら きよまろ 虎徹に比例する人気の刀工。           健康を害し、1854年11月14日 40歳で自殺する。           信州赤岩村の郷士の次男で、上田藩の刀工河村 寿隆に鍛刀術を学ぶ。  山田浅右衛門家  やまだせんうえもんけ 試し斬りの名門。
 維摩       ゆいま 在家信者でありながら大乗仏教の教理を極め、          その智慧は釈迦の高弟も及ばなかったという。  行信       ゆきのぶ 平安末期の大和鍛冶。  行平       ゆきひら 鎌倉前期の豊後の刀工。後鳥羽上皇の御番鍛冶。同名が数名存在する  ユラ       Yura マンダ教で光と雨の霊。偉大で神秘的なユラと呼ばれる。  ユルケミ     Yurkemi Yorkami(ヨルカミ)、Yurkemo(ユルケモ)、Yurkei(ユルケイ)、               Yurkemoi(ユルケモイ)、 Baradeiel(バラディエル)の別称を持つ。                雹、霰を司る天使。 
 妖異       ようい。妖怪。  妖厄神      ようやくじん。人に災いや病気をもたらす神。  ヨルカミ     Yorkami→ユルケミ

 ラール          毛むくじゃらな家庭の守護神。ラームとも。               ラールを奉る神棚は、ラ・ラーリウムという。  ラヴェルナ        盗人の女神。  ラクシュミー・バーイー   Laksmi Bai(1835−1858.6.18)                1842年(7才) ジャーンスィー王ガンガーダル・ラーオ(Gangadhar Rao)                       と結婚。                1853年(18才) 夫の死と同時に領土を奪われる。                 1857年(22才) ジャーンスィー駐在の対英反乱軍に推されて女王となる。                        グワーリヤルで英軍の攻撃に対し、軍装して勇戦し、                       遂に戦死した。                        反乱軍の中で最も勇敢、有能な指揮官だったと伝えられている。   ラサータラ     地底界(インド)。  ラス・アド・グル      悪魔の魁(かしら)。アラビア語。  ラ・セヴ         木の精。  ラトナサンバヴァ     宝から生まれたもの  ラ ニーニャ       La Nina 神の(女の)子(スペイン語)。  ラマス          アッシリアの人面有翼牡牛という形状の聖獣。しばしば門前に設置された。  ラマナガー        ramanugger 神の土地。  ラレス          Lares 古ローマの家庭の守護神。  らん           黒竜。漢字は欒(らん)にさんずいがついたもの。 欄楯           らんじゅん 尖塔の周辺などに巡らされた棚で、俗界と聖界を区別している。
 リーラーワーティー女王  Lilavati スリランカのパラークマバーフT世(在1153〜86)の              第一妃。インド出身。12〜13Cの国内の政情が不安定な時期に、              計3度王位に就いた。  リーパー(GB)      死神。  リコーリアス      海の精霊。   リズワーン       天国の宮殿を見張る天使(イスラム)。  リヒトホーシェン    1833〜1905 ドイツの地理学者・冒険家。               シルクロード(中国−地中海の交易路)の名付け親(著書『シナ』で初めてその名称を用いた)。  リベル         Liber 生産、豊穣、酒の神。ローマの古神。  龍樹          りゅうじゅ インドの大乗仏教の高名な大学者。  流星刀         りゅうせいとう 明治23年に富山県白荻村で発見された隕鉄を用い。             榎本 武揚(えのもと たけあき)が刀匠 岡吉 国旨(おかよし くにむね)             に作らせた刀。              幾振りかの流星刀が出来、うち一振りは大正天皇に献上されたという。              尚、素材が隕鉄そのものだけでは純度が高すぎて実用には不向き。
 ルア       戦場で流された血を償う女神。  ルーシア     月とお産の女神。  ルーナ      月の女神。  ルーミア     乳母の女神。  ルペルカス    ラペルカスとも。狼から羊を守護する神。
 レアヒアー    Leahiah 慈悲深い神。ヘブライ語。  q鬼       れいき 疫病神。  レヴァナエル   Levanael Iaraehel(イアラエヘル)の別称を持つ。月の霊。
 ロウパイル         Roupa'il マンダ教における天使。  ロエル           Loel 南風の門を護衛する数多い天使。  ロースターク(D)     Lostag 一年の天候を予知できる日。運命の日。  ロケシュヴァラ(四本腕)  大乗仏教の最高神。高みから見下ろす支配者にして慈悲の神。  ロビングッドフェロー    40分で地球に帯をかけることが出来る妖精。新婚の寝床を祝福し、清める為の               箒を持って現れる。  ロブキル          Lobkir 西風の門を護衛する数多い天使。

ワークワーク    12世紀に、イスラムの伝統に則って描かれた地図に記された           日本(倭国)の名称と言われている。            また他の学説によれば現在の東南アジアのどこかの島とも           言われている。  ワシーリ・ツャピンスキ   1580年頃、福音書をベラルーシ文語に翻訳した人。1990年に生誕450年を迎えた。