金 諾
この手で囚われ人を自由にしてあげよう
一日の始まりは夢の中から
孤独を感じさせないものがここにはある
今の季節の終わりと
次の季節の始まりが
程好く混ざり合う時
これから何処へ行こうか?
これから何処へ向かおうか?
指し示される道はないけれど
僕が歩いてゆく道は判っている
いつの間にか紛れ込んだ彼等の目標の中
そして僕は出発点にいることを知る
手を差し伸べたくてたまらない
許されないことかもしれないけど・・・・・・
一日の終わりを求め
僕はゆっくりと歩き始めてゆく